今回は紹介するのは往年のパソコンユーザーに知名度は抜群でも実は遠い存在だったRPG「ロマンシア」です。

メーカー:日本ファルコム
対応機種:X1C/F/turbo、8801SR/FR/MR、9801F/VF/M/VF/U2、MSX
価格:6800円/5800円(3.5インチ2DDor5インチ2D、2DD、2HDディスク/メガROM)
発売年:1986年
操作方法:テンキー、SHIFT(アイテム使用)、CTRL(剣を振る)
知名度のわりに届きそうで届かなかったファルコムの難作「ロマンシア」
アニメチックなイラスト、ザナドゥの大成功そしてドラスレ三作目で一挙に大衆化を図ったものの、イースやソーサリアンには敵わなかった。それもそのはずセーブが一切ない(X1にはshiftでコンテニューがある)だけでなく、謎解きにも異常な難しさがあった。DRAGON SLAYER JR・と表示しているだけあて見た目に騙された人も多かったと思います。
”より難しければいい”というのは危険な思い込みだ。今、RPGは優しさの時代への第一歩を踏み出した。
といった翌年の日本ファルコムの「イース」のキャッチコピーがあるように「イース」を境にRPGはプレイヤーにわかりやすいものになっていったが、ロマンシアが出た1986年までは一部を除いてパソコンRPGのクリアは困難な時代でした。

画面のわかりやすさはザナドゥに比べて進歩があります。ドゴンスレイヤーやザナドゥはパラメータが数字である一方、ロマンシアはグラフィカルになっています。アイテムも無駄?に多くなく、一覧でわかりやすいためのめり込みやすくみえる。あとは進め方や謎解きに整合性があればの話だが...まず最初から違和感が漂う。敵を倒してレベルアップするのではなく、色々動き回ってアイテムを集めるRPG風のアドベンチャーゲームといっていい。
嵌りポイントその①

家の地下にいる老人から巻物を預かる。しかしこの老人が4人いて3人は偽物の巻物をくれてしまう。しかもそれが偽物かどうか後になってもわからないという。これはヒドイ。

ランプ(マジック)を使えば敵が元の姿に戻ることができるのでこの嵌りポイントは解消。



前半戦終了。あとはアルゾバ王を正気にすること、ヴァイデスを倒すこと。
ソーサリアンにもロマンシアが収録されているなどややこしいがオリジナルロマンシアをプレイした後こそ
その意味もわかる。なおヴァイデスはソーサリアンの「ドラゴンとたたかう」モードで再戦できます。
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