今回紹介するのはスクエアの「アルファ」(1986年)です。
 
イメージ 2「デストラップ」・「WILL」に続くAVG第三弾で前作「WILL」で好評だった美少女&アニメーション処理が最大のウリです。
 
ロボット監視の元、居住区がある宇宙船「ダイダロス」で革命が起こり、記憶を失くしたクリスが人類をアルファという惑星に無事導くことが目的です。
 
 
イメージ 1コマンド入力型とオーソドックスで移動範囲はかなり少ない。アイテムはアイコンで表示されるなど親切設計ですが、実は超難関AVG。
 
というのはある負のスパイラルとハマリが存在するからです。
 
 
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それは至るところに警護ロボットが出現し、うまく対応しないと連行されます。連行されるとアイテムが没収され、再び集めなければならない。またコマンドミスも許されず、ヘタをすると二度と手に入らないアイテムも存在し、事実上クリア不可能となる場面もあります。
 
 
 
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AVGとしては難関ですが、当時のパソコン少年にとってはこういったアニメ的なノリは受け入れやすかったと思います。
 
また隠しキャラも豊富でいろんなコマンド入力すると出てきます。
 
 
 
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各面をアニメーション処理にしたおかげでボリュームは少ないですが、先に述べたようにパズル的な思考が求められることによってその少なさをカバーしています。