今時、ウクライナ軍事侵攻があるなんて全世界が思いもよらぬ仕儀となった。
ロシア・プーチンの暴走、まるで80年代まで続いた東西冷戦の時代が来るかのような米ソ大国のにらみ合いのようだ。私は1989年のソ連・東欧の民主化を大学受験を目の前にし、高校社会で「世界史」を大学受験科目に選定していたので少々、この地域については知識がある。
そもそもロシア・ソ連の為政者は歴史的に南下政策を取ってきた。話題に上がる要衝のウクライナ領クリミア半島もそもそも2014年に併合されたが、その時に始まった話ではない。帝政ロシア時代にイスラム教徒のオスマントルコ領内のキリスト教徒保護の名の元に起こったロシアの対トルコ、欧州連合とのクリミア戦争が19世紀にあり、その後に露土戦争も勃発した。クリミア周辺は民族紛争が起りやすい地域でなのである。ソ連崩壊以降、ソ連の復興を目指し、世界2大大国を目指すプーチンにとって失ったこの地を管理下に置くことは悲願だったのだろうとは推測はされる。しかし今回はウクライナ全土の侵略は到底、世界は許さないだろう。
連日のウクライナの報道も湾岸戦争やイラク戦争時、と同じようにマスコミでは兵器の解説まで増えてきた。今回も投入されたロシア軍のMig-29、Su-27、Su-25、SA-8など軍事専門家が解説していた。
兵器マニアでないのにこの型式に反応するのは1988年に発売された現代戦略シュミレーションパソコンゲーム「スーパー大戦略」をプレイしたことがあるからだ。そう、ロシア軍は80年代の兵器を未だ実戦配備しているのだ。
30年前のゲームに登場する、ウクライナ侵攻で確認された兵器
Mig-29・・・1983年運用、艦上戦闘機。米⇒F-14、15
Su-27・・・1985年運用、戦闘機。米⇒F-15
Su-25・・・1981年運用、攻撃機。
SA-8・・・70年代運用、地対空ミサイル。NATOコードネーム「ゲッコー」
T-64・・・ウクライナ侵攻では派生型T-64B/BVが確認されている模様
また発売当時は冷戦時代だったのでマップコレクションにヨーロッパをイメージしたマップも存在した。当時はいつ東欧・西欧で第三次世界大戦が勃発してもおかしくはなかった時代だったのである。また当時東欧の軍事同盟ワルシャワ条約機構の軍、西欧のNATO軍の兵器も選択できた。まさか30年以上前のあくまでも架空のパソコンシュミレーションゲームの現実が2022年に起こってしまったとは...
一国も早くウクライナの平和とロシアの停戦を祈りたい。
ロシア・プーチンの暴走、まるで80年代まで続いた東西冷戦の時代が来るかのような米ソ大国のにらみ合いのようだ。私は1989年のソ連・東欧の民主化を大学受験を目の前にし、高校社会で「世界史」を大学受験科目に選定していたので少々、この地域については知識がある。
そもそもロシア・ソ連の為政者は歴史的に南下政策を取ってきた。話題に上がる要衝のウクライナ領クリミア半島もそもそも2014年に併合されたが、その時に始まった話ではない。帝政ロシア時代にイスラム教徒のオスマントルコ領内のキリスト教徒保護の名の元に起こったロシアの対トルコ、欧州連合とのクリミア戦争が19世紀にあり、その後に露土戦争も勃発した。クリミア周辺は民族紛争が起りやすい地域でなのである。ソ連崩壊以降、ソ連の復興を目指し、世界2大大国を目指すプーチンにとって失ったこの地を管理下に置くことは悲願だったのだろうとは推測はされる。しかし今回はウクライナ全土の侵略は到底、世界は許さないだろう。
連日のウクライナの報道も湾岸戦争やイラク戦争時、と同じようにマスコミでは兵器の解説まで増えてきた。今回も投入されたロシア軍のMig-29、Su-27、Su-25、SA-8など軍事専門家が解説していた。
兵器マニアでないのにこの型式に反応するのは1988年に発売された現代戦略シュミレーションパソコンゲーム「スーパー大戦略」をプレイしたことがあるからだ。そう、ロシア軍は80年代の兵器を未だ実戦配備しているのだ。
30年前のゲームに登場する、ウクライナ侵攻で確認された兵器
Mig-29・・・1983年運用、艦上戦闘機。米⇒F-14、15
Su-27・・・1985年運用、戦闘機。米⇒F-15
Su-25・・・1981年運用、攻撃機。
SA-8・・・70年代運用、地対空ミサイル。NATOコードネーム「ゲッコー」
T-64・・・ウクライナ侵攻では派生型T-64B/BVが確認されている模様
また発売当時は冷戦時代だったのでマップコレクションにヨーロッパをイメージしたマップも存在した。当時はいつ東欧・西欧で第三次世界大戦が勃発してもおかしくはなかった時代だったのである。また当時東欧の軍事同盟ワルシャワ条約機構の軍、西欧のNATO軍の兵器も選択できた。まさか30年以上前のあくまでも架空のパソコンシュミレーションゲームの現実が2022年に起こってしまったとは...
一国も早くウクライナの平和とロシアの停戦を祈りたい。