パチンコCR銀河鉄道999と80年代レトロゲーム

1970年代生まれ。 大学卒業後、商品先物業、証券会社、公的取引所勤務を経て国内外の資産運用・マーケット、デリバティブの仕組みを学ぶ。90年代の超円高、バブル崩壊などセルジャパン(日本売り)期の資産運用業界に身を置き、アメリカ同時多発テロ、イラク侵攻、中国の発展、リーマンショック、アベノミクスを見届ける。金融トレード歴は20年超。貴金属、原油市場のオルタナティブの知見を活かし、FXトレード歴14年。昨年のコロナショックからは国内外株、REIT市場に参加し、グロバール・マクロ戦略(国内外株、FX、商品、REIT)を実践中。市場経済の激動を見届け、生き残る。 投資手法は株式買い・配当取りで長期ポジションを持ちつつ、クロス円売りの組み合わせでリスクオン・オフに対応。リスクオン時には株式含み益を狙い、クロス円売りは解消。リスクオフ時にはクロス円売りで既存株式ポジションを守りつつ、株式の押し目買い。基調が変化したところでクロス円を買い戻して、株式の上昇の含み益を狙う。個別株はバリュー株、ETFはグロース、マザーズ、TOPIX型、貴金属ETF、物流型REITに投資中。 趣味が日本酒(酒蔵巡り)、パチンコ、競馬。 そしてレトロゲーマーといった昭和ファミコン、昭和8bitレトロパソコン世代。

2018年08月

地元の古本屋が閉店間近ということで半額セールをやっておりました。以前、80年代のアイドルの写真集や80年代のアニメ雑誌を購入したこともある店で非常に古い時代の書籍を扱い、ブックオフでは手に入らないようなものもありました。イマドキかなりレアな古本屋です。まあ古本屋というよりもゲーム、CD、アダルトDVDなどなんでもあって昔ながらの個人古本屋というより、90年代に見られたようなロードサイド郊外型の中規模店舗です(チェーン店ではなく、あくまでも個人商店だと思う)。今までもただ古いだけで過去、正直お宝を見つけたことはなくてお買い得といったことはなかったのですが、今回は気になったものをまとめて買ってきました。

写真集+スーファミ4本、スーファミ攻略本2冊、サターン、ファミコンで値付けの半額、計1200円(2400円)。
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こんなもの(人によってはゴミかも知れない)が秋葉原や神保町の専門店ではなく、地元の古本屋に置いてあるんです。一応、ビニールでラピングされてましたが、相当眠っていたらしくビニールに埃がスゴイ。発売後、大体31年~24年前ですか。

そもそもブックオフでは専門書や辞典など一部を除き、もう昭和のモノなどほとんどないでしょう。そもそも古本屋らしい古本屋が日本に現在どれだけ残っているのか。今まさに昭和のモノを扱う古本屋が一つ、廃業しようとしていました。

500円(1000円)
●葉山レイコ写真集 REIKO HAYAMA IN LONDON
メーカー:近代映画社:発売年:昭和63年9月15日:価格:1500円:相場:1000-2000円
80年代中盤以降、グラビア人気ナンバー1として活躍。NHKからAVまで幅広く出演と当時としては衝撃だったんじゃないかな。ハワイアン歌手として期待されていたようだが...記憶としては週刊誌のグラビア、ギルガメに出ていたのは覚えている。また深夜番組の熱帯夜アカデミー(テレ朝)にも出ていた。確かお色気のあるショートドラマだったようなものだったはず。現在も芸能活動されています。

75×4=300円(150×4=600円
●遥かなるオーガスタ(メーカー:T&Eソフト発売年:1991年:価格:9800円:相場:裸200円以下)
●ワイアラエの奇蹟(メーカー:T&Eソフト発売年:1992年:価格:9800円:相場:裸200円以下)
●デビルズコース(メーカー:T&Eソフト発売年:1993年:価格:9800円:相場:裸200円以下)
今は亡きT&EソフトのSFC版「遥かなるオーガスタ」シリーズであり、「NEW  3D GOLF SIMULATION」シリーズの1、3、4。まさかレトロパソコン、T&Eの1983年発売の3Dゴルフシュミレーションが元祖だったとは誰も思いつくまい。今の時代、レトロゲームで箱説ありで1個75円なら安い。カセット状態A:箱説状態B。

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●天舞スピリッツ(メーカー:日本テレネット:1993年:価格:12800円:相場:裸200円以下)
天舞は三国志SLG。日本テレネットWOLFチームということで買った。
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150円(300円
●ファミリーマージャン(メーカー:ナムコ:1987年:価格:3900円:相場:裸200円以下)
ナムコファミリーシリーズ。ハードケースが渋い。
なんと開発はニチブツ。

50円(100円
●スーパーロボット大戦F(メーカー:バンプレスト:1997年:価格:7140円:相場:200円以下)
セガサターン版のバグがあるらしい初期バージョン。バンプレストのデフォルメの80-90年代アニメロボットタイアップSLG。ファミコン時代からのSDガンダムなどちっこいSLGは大嫌いだったが、記念に。アニメBGMがカラオケで入ってる模様。

100×2=200円(200×2=400円
●スーパーファミコン必殺スペシャル F-ZERO(メーカー:ケイブンシャ:1991年:価格:480円:相場:1000円)
元祖F-ZEROの攻略本でほとんどみかけないケイブンシャ発行版。プレミアっぽいが、大した値段ではなかった。
●サムライスピリッツ必勝攻略法(メーカー:双葉社:1994年:価格:850円:相場:200円以下)
スーファミ「サムライスピリッツ」の攻略本。レトロゲーム攻略本が人気がある中、これはあんまり。

カードリッジ式紙箱レトロゲームあるある
同じ時期のメガドラやエンジンは比較的箱説が揃ってることが多い。パッケージの堅さによることが多いと思うが、裸が多いスーファミやファミコンの箱説ありだとついつい買ってしまいます。また値札シールなど箱自体紙媒体だけに剥がすのが困難なケースもたたあります。今回スーファミの説明書の一つが、多ページにわたって波打ってくっついていました。おそらく水漏れか、雨ざらしか。このままでは説明書が見れない。こういったときはシール剥がし液が有効で液を染み込ませた綿棒でページの隙間から状態にもよりますが、やさしくゆっくりやると破れずに剥がれます。

アウトロイドは80年代前期、黄金の墓シリーズ、ザ・スクリーマーなど手掛けた知る人ぞ知る「マジカルズゥ」のRPGです。MSXとX1だけしか発売されず、MSX界隈ではかなり有名なパソコンソフトです。

イメージ 1メーカー:マジカルズゥ(ストラットフォード・コンピューターセンター)
対応機種:MSX、X1
価格:5800円(5インチ2D)、4800円(TAPE)
発売年:1985年



物語
2108年、第二の地球クォーンは滅亡した。東西両陣営の中央管制コンピュータが、突然戦闘を開始しためだ。5週間後、戦闘に勝った西側の中央管制コンピュータCCCが惑星を完全に掌握。CCCは生き残った人類に対し、抹殺命令をロボット軍団に指令を出した。ラモン・オクダイラは残されたアーマード・スーツXX85に乗り込み、果敢に立ち向かっていった。破壊せよ!ロボット社会「アウトロイド」を。

■数々の武器とパーツで変身する・アーマード・スーツXX85
■ホバーリングユニット、フライングユニット等の装着によって、XX85はバージョンアップ!
■スキャンモードによるレーダーサーチも可能!攻撃、防御、移動、探知機能搭載!
■RAM、カセットテープへのデータセーブが可能。
■フルグラフィック4方向スクロール。オールマシン語による高速ゲーム!

アウトロイドの基本攻略法(X1)
アウトロイドはRPGと言っても経験値などがありません。アーマード・スーツXX85の4つの部位(HEAD、BODY、ARM、FOOT)をパワーアップさせることのみで攻撃力、防御力を上げられます。敵との戦闘は基本バルカン砲の撃ちあいになり、序盤はかなり苦戦すると思います。MSXと異なり、X1版では高速移動で体力も多いロボットが多数存在します。しかしスクロール消してもう一度攻撃すると敵が減った体力から復活するのです。それを利用してじっくりと時間をかけてベース付近にいる邪魔な敵を排除していきます(ハイドライドドラゴン攻略と同じです)。

イメージ 2XX85を上から見たゲーム画面です。まず敵が近づくのを待ち伏せし、バルカン砲で待ち伏せ攻撃します。敵が反撃する前にキャラずらしし、同軸上に並ばないようにします。また待ち伏せ攻撃、これで大体無傷で倒せます。アウトロイドのアイテムは四角に囲った場所(ベース)にあり、その画面にいる敵を倒すことによって入手することができます。


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FLIGHT PROGRAMと飛行機能(FLIGHT UNIT)のある4つのパーツ(一つでもOK)を揃えると飛行機に変形。これで画面中央部に進入できる。





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CCCに辿りついたら4つのコアに「ANTI-PROTON BOMB」を4回セット(RESET)します。ただしいわゆる時限式爆弾なので爆発を確認するまで次は置けません。当然同画面上にいると巻き込まれてしまいます。更に困難なことに隣の画面にはロボットが再生しますので面倒です。自分は4つ「ANTI-PROTON BOMB」と「ENERGY PACK C」、「ENERGY PACK B」を二つずつ「DEPOSITORY BASE」に格納し、CCCと往復してクリアしました(持物は8個しかもてないので)。

イメージ 4エンディング:
アウトロイドはついに崩壊した。君の優れた行動によって君の運命の人であることが明らかになった。しかしながら、君は惑星クォーンに死神をもたらした。多分そこには僅かな生き残りしかいないだろう。今やこれだけは言っとこう。我々人類は致命的な過ちを犯した。我々はあまりにも技術の進歩を追い続け過ぎた。我々は技術から利益を享受する代わりに重要なものを失ったと思う。





時が経たないと誰もが自分の間違いに気付かないと歴史は教えてくれる。「同じ過ちを再び繰り返すな!」という言葉を心に刻みこまなければならない。



我々の未来にはその言葉が必要なのだ。
その言葉を忘れてはいけない。


(C)COPYRIGHT STRATFORD COMPUTER-CENTER CORPORATION 1985,1986

MSXユーザーは高価格パソコン(88、X1、FM77)への羨望からゲームをとことんやり込むストイックな姿勢があり、それに答えたようなマニアックなアウトロイド。教育ソフトをMSXに発売した縁で他のメーカーが移植に難色を示したにも関わらず数多くのゲームも発売したMAZICALZOO。無機質な世界で何もゲームとしては華がない。しかし少しずつハイドライドのような世界が広がる楽しみ、苦痛の中に達成感がある。ゲームプログラマーの仕掛けた謎が解けた時のうれしさがあるものでした。


イメージ 1メーカー:呉ソフトウェア工房(KSK)
対応機種:PC88/SR、X1、FM-7
価格:6800円(5インチ2D)、4800円(TAPE?)
発売年:1986年



80年代半ばのパソコンゲームではロボットシューティングゲームが数多くありました。変形まであった「Zガンダム」、「マクロスカウントダウン」などガンダムやマクロスのアニメの人気をそのまま受け継いだもの、「ヴォルガード」、「テグザー」など完全オリジナルゲームのものなどです。

イメージ 2知名度があまりなかったものの、「スーパーゼノン ガンマー5」はパソコンゲームらしいクリアな画面で面白かったと思います。「空中浮遊都市ゼノン」、「超次元戦士エプシロン」に続くバトルアーマーシリーズ第3弾で電波新聞社、BPSと前作と発売元が異なっていたものの、3つとも製作元は現在も存在する呉ソフトウェア工房です。


イメージ 3武器は主要単発レーザーと5種類のサブウエポン。単発レーザーは無限に使用できますが、サブエポンは弾倉に限りがあり、主に地上の敵を倒すことによって補充できます。サブウエポンの種類はCBは前後左右、TBはV字型、SBはウェーブ、MIはミサイル、SLはボムです。



敵によっては通用するしない武器があり、正面からでなく横からや後ろからの攻撃に効くものなど手探りで攻撃しなければならないので色々と攻撃法、攻撃アイテムを考えていきます。また単純に面クリアではなく、各面にはワープが存在します。なので知らないと昔の面に強制的に戻されたりします。

各面の繋がり(簡易的なもの、備忘録)
-19-×
18-20-21-19(23)
    -23(21)-24(21)
         -25(22-23)
         -26(22、15、24)-27(21、24)-28(23)-29

イメージ 427面、なんとかここまで来てください。ここが28面への秘密のワープ地点。黄色の敵を倒すと扉が開くので急いで→のところへ行ってください(おそらく全面クリアへの正規ルートだと思います)。最後まで行くと前の面に戻るのでここが抜け道だと思われます。



画面の感じといい、ワープルートといい、何か似ているゲームがあったなと思ったら、ファミコンの「スーパーゼビウス ガンプの謎」に良く似ています。

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全エリア32ありますが、どうしても解けないエリア28の最後、もう目の前にエリア29らしき表示がある。
真ん中の扉に入ると思うのだが、サブウエポン、どれも撃ちこんでも開いてくれない。サイドのルートは23にZAPしてしまう。何か足りないのか、全くわからない。ここまでか。

津川雅彦さんが亡くなられた。
80-90年代の津川さんの映画、ドラマが印象に残っているが、津川さんとは世代が違う。親子ほどの開きがある。だから70年代の活躍は全く知らない。

津川さんといえばあの涙袋が印象的。涙袋のある男性はモテるだそうだ。
見た目も悪者顔でどこかカッコいいが、どこか真剣で真面目そうな演技が好きだった。
もちろん兄の長門裕之も好きだった。

自分が良く覚えている作品を語ってみたい。

津川雅彦さんを初めて見たのを覚えているのは確か1983年のNHK大河の「徳川家康」。主演は滝田栄だったが、津川雅彦は幕府の金山奉行「大久保長安」役。言葉足らずで申し訳ないが、その演技は子供の時分が見ても印象的だった。狡猾で女癖が悪く、野望もある。まさに大久保長安にぴったりな役柄だったのだ(詳しくは大久保長安事件 - Wikipediaを参照していただきたい)。兄の長門も家康・側近本多作左衛門を演じている。

大河には欠かせない役者だったが、その次は2000年の「葵三代」の家康。正々堂々とし、英雄色を好み、関ヶ原で天下取りを目指す、まさに家康のイメージ通りの役柄でした。また家康晩年の演技では豊臣氏を滅ぼすべく、あらゆる手段を駆使し、その老獪な家康を演じている。

時代劇ばかりではない。

イメージ 1伊丹十三の1987年の映画「マルサの女」の国税局査察部統括官という堅い役人、花村を演じた。ノンキャリアで現場で先頭に立ってガサ入れを行う、現場の人間役だった。この映画を見て国税局査察官への志望者も多かっただろう。ちなみに1994年の国税局の査察官就職案内に「マルサの女」が紹介されていた。以降、伊丹十三作品に多く出る。宮本信子とのコンビもぴったりだったし、脱税した山崎務との対決シーンもみもの。
「支店長!架空名義の金額はいくらなんだ!」「...1億8千万....です」

1993年には「憎しみに微笑んで」というTBSドラマもあった。
好色家の不動産経営者を演じる。TBSオンデマで観れた模様。

イメージ 2そしてあの必殺シリーズ最終章「必殺!主水死す」(1996年)の劇場版映画。
大奥のゴミを始末する葛西衆元締めの「権の四朗」という役。13代将軍家定生母お美津の方の手足となり、大奥取締り上臈年寄姉小路、老中水野と反目しあう。そして仕事人の中村主水との恋敵を演じ、その不気味な役が面白い。



ちなみにこの必殺を題材にしたセガサターンのアクションゲーム「必殺」はプレミア作品。



ここ数年、テレビで見かけなくなったと思ったら4月に奥さん(朝丘雪路)の死別を受けての5月の記者会見で久しぶりに見ることができた。それからたった4か月のことだった。若い頃、良く観ていた俳優だっただけにとても悲しい。

素晴らしい演技を有難うございます。
ご冥福を祈りたい。

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