メーカー:ランダムハウス
対応機種:FM-7/77/AV、X1/turbo、8801/mkⅡ/SR/MR、MZ-2500
価格:4800円/6800円(テープ/3.5or5インチディスク)
発売年:1985年
X1のみジョイスティック対応
将棋やオセロで有名だったプログラマー、故森田和郎氏総監督のARPGです。ランダムハウスは「アゲイン」や「暗黒城」など80年代エニックスパソコンゲーム黎明期の開発を任されていて「RIGLAS」は数少ないランダムハウス名義で発売されました。1985年といいますと自宅で遊べるRPGのパソコンゲームがかなり有名になった頃でハイドライドⅡやザナドゥなどが大ヒットしました。「RIGLAS」はその中で佳作、準人気作といった位置づけだったと思いますが、山下章氏が紹介していたようにパソコンRPGではかなり知名度はあったと思います。残念ながらチャレアベ別冊では掲載はありませんでしたが、当方調べによるとベーマガ1986年6月号のチャレンジ!ロールプレイング・ゲームに取り上げられています。
SAVE(S)1~3
LOAD(L)1~3
スピード調整(CTRL+1~9)
非常に独特なストーリーです。ミリア人とガルト人の混血である主人公メイ・オズボーンが迫害されているオズボーン族の自由を求めて「ベルジュナの秘密」を望み、ガレリアの街から冒険が始まります。まずクリスタルを5つ集めることが先決。
基本的に会話から得られるヒントからアイテムを次々に手に入れて謎を解き、物語を進めていきます。RPGなので敵との戦闘もありますが、序盤は犬を倒してレベルアップしていきます。城には王様がいる。彼は砂漠の星を欲しがっている。
ステージは街、城、砂漠、遺跡、道場、寺院など様々。
砂漠のオアシスは体力を回復することが出来る。道場の入り口付近に落ちているハンマーがあれば入れる廃墟の中を照らすロウソクが砂漠にあるサボテンを切る(ノーヒント)。
道場の奥にある寺院への扉、クリスタルを5つ集めないと開かない。クリスタルは街の老人と酒場、砂漠の岩石魔人、遺跡のガイコツ(緑の石必須)、仙人道場の老人が持っています(各クリスタルを入れるためには敵を倒したり、多くのアイテムを探したりしないといけません)。
寺院奥地にある最後の場所。カードを4つ置くとエンディングです。カードは砂漠の廃墟(ハシゴ必須)、遺跡の石像、城(スタンプ必須)にあります。最後のカードはこの二人を倒すと出てきます(寺院の指輪必須)。
エンディング。ハイドライドⅡを彷彿させる創造主が出てきました。