今回紹介するのは「ラビリンス」というアドベンチャーゲームです。
メーカー:PACK-IN-VIDEO
当時公開された同名の映画のゲーム化です。ですが、あまりぱっとしませんでした。他にMSXとファミコン版がありますが、ユーザー数の多かったMSXやファミコンならプレイした人は多少存在する程度で本当に陽の目を見ずに消えていったソフトではないかと思います。
ゲームの目的は映画と同じでふとした空想で魔王ジャレスの迷宮ラビリンスに連れていかれ、時間内に脱出しないと永久に閉じ込められてしまうというものです。アイテムや登場人物からの情報を得て脱出するアドベンチャーゲーム(AVG)になります。
AVGといっても実際はキャラを移動してやるため、グラフィックアドベンチャーではありません。ランダムハウスのリグラスにコマンド選択式アドベンチャーを組み合わせた感じになっています。AVGの基本でもある遭遇した人には必ず話しかけて情報を集めるのは言うまでもありません。最初に出会うホグルは連れていかないといけないのでうまくコマンドを駆使して正解を見つけましょう。
基本的に落ちてるものを拾えば問題ありません。あとはそれをどこで使うかです。また10以上のシーンに分かれていますが、必ずしもトビラで繋がってるわけではありません。画面のように一瞬カベのようにみえるところでも中に入れる時もあります。登場人物からの会話からヒントを得ましょう。
中には敵(ゴブリン)も出てきます。接触するとゲームオーバーになるので逃げて近くのトビラなどに入れば良いのですが、実はそれだけではダメな場合もあります。ゴブリンをギリギリまで引きつけて別のトビラからゴブリンの背後に回り、先に進まなければならない時もあります。
以下詰まりやすい個所なので
この2画面は関係します。丸太→板....
中に入るのはなんとなくわかるが...敵みたいのが邪魔しているような気がする。岩→....
ついに最終ステージ「THE UPSIDE DOWN ROOM」に来た。
ここは魔王ジャレスが居て、複雑なマップになっている。
ズバリここはこうゆう配置であることをするとエンディングになるが、ほとんどアクションゲームといえる。
わけがわからないままエンディング。
果たしてこれが面白かったかどうかはともかくとして当時のパソコンゲームはクリアすることに
意義があった。不条理で難解さもエンディングを見ればその苦痛から解放される。
今の時代からすればまず理解はされないと思う。