今回紹介するのはイース(1987年/日本ファルコム)です。
イース
対応機種:FM-7、X1、PC8801mkⅡSR、PC98、MSX2
価格:(3.5”・5”ディスク)7800円
発売日:1987年6月24日
イースといえば最近までシリーズが続いたアクションRPG、日本ファルコムの代表作といえるでしょう。当時に詳しい方もいらっしゃると思いますが、より難解になっていったパソコンRPGをよりわかりやすくしたのがイース。シナリオをしっかり理解し、ちょっとした閃きとアクションテクニックがあれば誰でも解けるように仕掛けられたRPGなのです。そうゆう私も当時初めてプレイした時、徐々にそのテンポの良さと心地よい難しさに次第に嵌っていきました。僕はX1版しかプレイしたことがないのですが、タイトルBGMはPC88版と異なります。FM音源+PSGの6音のPC88とPSGのみX1は機種の性能からして仕方がないのですが、その差を感じさせないPSGでも十分なデキとなっています。イースⅡからturbo専用のFM音源対応版になっています。
イースは8bitパソコンから発し、ファミコンやマークⅢにも移植されるなどユーザー層を広げました。ただファミコンのような初期コンシューマーではRF出力の粗さによる細かい動きが甘いことや根本的な性能からヒットには至りませんでした。やはりパソコンならではのサウンドとRGB出力による鮮明なモニター画像でこそその世界観が楽しめました。関連グッズやゲームミュージック化もされてパソコンゲームの代表作といえるほど有名になりました。当時の雑誌の月刊ランキング等をみるとその人気ぶりが伺えます。
そんな人気のあった初代8bit版イースですが、さぞネットでも情報が多かったはずとおもいきや探さないといけないくらい異常に少ない。以前はもっとあったはずなんですが、運営サイトの統合や撤退、開設者の年齢問題などで消滅しているかと思われます。そういった危機感もあって今回再度選んでみたのです。
日本ファルコムの「太陽の神殿」に出てくるアイテムもある⇒
サファイヤの指輪と金の台座を見つけてお金を作る。これでLONG SWORD+S.SHIELD+C.MAILまで買える。占い師サラに会ってゼピック村のジェバの婆さんに会って神殿のカギをもらう。
神殿の奥にはボスキャラ「ジェノクレス」がいる。大体レベル3(EX400-800)くらいだろうからかなり苦戦すると思われる。かといってもこの近くの敵はEX4くらいなのでレベル上げが面倒という人は長期戦覚悟のヒットアンドアウェイでボスの体力を削るしかない。この段階で体力差があるのでダメージは無駄に受けられない。効率よくダメージを与えるのはこの位置がヒント。またボス戦のBGM「HOLDERS OF POWER」はPSG音源ながらなかなかの良曲。
神殿の奥には序盤の謎「MASK OF EYES」を使わないと行けないエリアがある。
わざとらしく女神像があるのでピンと来た人もいるだろう。
ちなみに「MASK OF EYES」を装備すると敵が見えないので注意。
神殿二番目のデカキャラは「ニグティルガー」。
尾に当たり判定があるものの、頭には攻撃能力があるのでできる限りボスを伸ばして戦おう。